そうだ、Rubyをやろう(1日目)
ホワイの(感動的)Rubyガイドは面白い。
本当に。
この天才的なドキュメントを電車の中でちょっとずつ読み進めているだけで、なんだかちょっとだけRubyのことが分かったような気分になってくる。今のところ、まだ、網羅的にRubyの世界をくんかくんかしているくらいだが、いくつか特徴的なことは覚えた。ついでに、初めてのRubyもざっと読み直した。
ブロック
一番最初に感動したのはこのブロックというやつだ。
「初めてのRuby」では高階関数と例えられていた。
なんのこっちゃ、と思ったが、なんてことはない。
関数を引数や戻り値として使うことのようだ。
3.times {print "hey"}
Cで3と書いたらint値だが、Rubyでは整数オブジェクトになるらしい。
上記命令は、整数オブジェクトのtimesメソッドに関数オブジェクトを渡しているということになるんだと。
すげ!
正規表現
PerlとかVimの正規表現みたいな記法ができる。
言語レベルで正規表現が組み込まれているなんてCプログラマあがりの私にはちょっとびっくり。
JavaだってRegexが標準APIに組み込まれたのはたしか、1.4とかその辺だったのだよ。
while num = gets unless /\A-?\d+\Z/ =~ num $stderr.puts "整数を入力してください" next end #... end
あと地味に、このunlessというif文の指定も便利っすね。
ひとまとまりの要素のうち1つでも条件に該当したならば
any?というイテレータ(なのかな?)はすごく便利だと思いました。
(2..100).each do |candidate| sqrt = Math.sqrt(candidate); factor_found = (2..sqrt).any? {|i| 0 == candidate % i} if factor_found then print "#{candidate}は合成数\n" else print "#{candidate}は素数\n" end end
その他、覚え書き
- 強い型付け
- 数値演算は自動的に(必要に応じて)多倍長をサポート
- 文字列はmutabile, 数値はimmutable
- 1.9から文字列の多言語サポートを強化
- inspectメソッドがJavaのtoString
- バッククォート文字列でコマンド実行
- 1.8までと1.9以降でブロック引数の扱いが違う(1.9以降はブロックローカル扱い)
- ブロック内からのコールバックにはyield式を使う
- ブロックを値として引数で受け取るには、引数の名前の前に&をつけるとProcオブジェクトとしてもらえる
- ruby -v でバージョン確認
- ri {クラス名} でman
他に気になるところとしては、既存クラスに動的にメソッドを追加したりできるらしいが、今のところ使い道がよくわかってないっす。
まぁ、なんだか
やれそうかもしれない
気がする