完走、そして感想
OpenGLで作るiPhone SDKゲームプログラミング
- 作者: 横江宗太(株式会社パンカク)
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2009/12/18
- メディア: 単行本
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本のタイトルの通り、この本はゲームプログラミングを学ぶのに適した本でした。実のところ、私はOpenGLの習得が目当てだったので、その点については少し残念だったというのはありますが、当初の目的の、「とりあえずOpenGLを使って動くものを作る」という意味では、大変満足のいく内容だったと思います。
ただまあ、表紙の
・3D表示の基礎だけでなく高速化のテクニックも充実
という点については、ちょっとどうかなぁ・・・
3Dの説明は本当にわずかしかありませんでしたよ。せめてVBOはもうちょいきちんと解説して欲しかったってのと、できれば頂点インデックスも使って欲しかったなぁ。そこまでしてくれていれば、上記の謳い文句にもとりあえず納得できるし、全体としても満点をあげたくなる出来だったのではないか、と思います。結果的に、VBOの使い方も頂点インデックスの使い方も分かったので、全然OKなんですけどね。
さて、せっかく時間をかけて作ったものなので、記念に、あいほんシミュレータで動かして軽く録画してみました。
【レースゲームサンプル(音なし)】
結局、空の描画で2650ポリゴン使ったので、結構かくかくしていますが、これ実機(4S)だとヌルヌルですよ。特にパーティクルの描画はシミュレーターだとあからさまに処理落ちしますが、実機ではへっちゃらでした。
あと、操作が下手なのもやはりシミュレーターだからです。
私は実機でならば、ラップタイム13秒出せますよ(キリッ
それでは、今回の読書はこの辺で終了して、この本は会社の本棚に寄付しておくことにします。
楽しい時間でした!
またの機会を!