完走、そして感想

OpenGLで作るiPhone SDKゲームプログラミング

OpenGLで作るiPhone SDKゲームプログラミング

OpenGLで作るiPhone SDKゲームプログラミング

1ヶ月に渡って、OpenGLに触れながらゲームプログラミングをしてきました。2,800円で1ヶ月楽しめて、OpenGLを学べるなんて本当お買い得でしたよ。この本の良いところ、そしてこの本から学んだことは、楽しいものを作るのはやはり楽しいということです。例題として作るものが面白ければ、学習も捗るということですね。

本のタイトルの通り、この本はゲームプログラミングを学ぶのに適した本でした。実のところ、私はOpenGLの習得が目当てだったので、その点については少し残念だったというのはありますが、当初の目的の、「とりあえずOpenGLを使って動くものを作る」という意味では、大変満足のいく内容だったと思います。

ただまあ、表紙の

・3D表示の基礎だけでなく高速化のテクニックも充実

という点については、ちょっとどうかなぁ・・・
3Dの説明は本当にわずかしかありませんでしたよ。せめてVBOはもうちょいきちんと解説して欲しかったってのと、できれば頂点インデックスも使って欲しかったなぁ。そこまでしてくれていれば、上記の謳い文句にもとりあえず納得できるし、全体としても満点をあげたくなる出来だったのではないか、と思います。結果的に、VBOの使い方も頂点インデックスの使い方も分かったので、全然OKなんですけどね。

さて、せっかく時間をかけて作ったものなので、記念に、あいほんシミュレータで動かして軽く録画してみました。

【レースゲームサンプル(音なし)】

結局、空の描画で2650ポリゴン使ったので、結構かくかくしていますが、これ実機(4S)だとヌルヌルですよ。特にパーティクルの描画はシミュレーターだとあからさまに処理落ちしますが、実機ではへっちゃらでした。

あと、操作が下手なのもやはりシミュレーターだからです。
私は実機でならば、ラップタイム13秒出せますよ(キリッ


それでは、今回の読書はこの辺で終了して、この本は会社の本棚に寄付しておくことにします。


楽しい時間でした!
またの機会を!